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トリビア

鹿児島の夏、六月灯

今年の鹿児島は、例年と比べ梅雨の期間が短く、すでに梅雨明けしました。
全国的に6月下旬からいきなり猛暑が続いていますね。鹿児島も連日30度を超える暑い日が続いています。
 すっかり夏本番になった鹿児島ですが、鹿児島の夏と言えば、皆さんご存じの六月灯があります。
六月灯とは、旧暦6月(現在は主に7月)に、県内の神社や寺院でそれぞれ日を定めて行われる夏祭りです。「ロッガッドー」の呼び名で県民に親しまれているこの祭りは、7月に入ると毎晩のように市内の数か所で催され、月末まで続きます。
 氏子の家では燈ろうの木枠を保存しておき、さまざまな絵や文字を書いた和紙をこれに張りつけて、社寺に奉納。社寺ではこれを境内に張り渡した網に吊って灯を入れます。当日は奉納の芸能や、夜店が出て賑わいます。
 六月灯の由来には諸説あります。江戸時代初期、島津光久公が新照院上山寺(鹿児島市)にたくさんの灯篭を灯したのをきっかけに、これにならって一般の人々が神社に灯篭を寄進するようになったのが始まりと言われています。
県外出身の私は、六月灯の灯ろうが珍しくて、子どもたちが小さい時はよく六月灯に家族で出かけ、灯ろうに書かれている色鮮やかな絵を興味深く見ていました。
 県内数カ所の神社で行われている六月灯ですが、中でも最もにぎわうのは照国神社の六月灯です。2020年から新型コロナの感染対策で規模は縮小され、露店の出店や花火の打ち上げも中止されていましたが、今年は飲食は禁止されるものの露店の出店や牛上げ花火もあるそうです。
社寺の風情と燈ろうが放つ柔らかな光。長い歴史をもつ六月灯は、鹿児島の夏の風物詩として受け継がれ、多くの人で賑わいます。その雰囲気を味わいにお近くの神社へ出かけてみてください。

 6月26日(日) 第2回オープンキャンパスが実施されました。

晴天に恵まれ、暑い中参加して頂いたみなさま、ありがとうございました!(^^)!

 新型コロナウイルス感染症に対する感染対策を実施しながら、手洗い・血圧測定・妊婦体験など

の看護体験ができています。今年も在校生との茶話会は感染対策の観点から中止となっています

が、参加したみなさまは楽しいひと時を過ごしたようでした。

次回開催は、7月24日(日)です。

みなさま、どうぞ第3回久木田学園看護専門学校オープンキャンパスにお越しください。

〒890-0051鹿児島県鹿児島市高麗町37-5

TEL. 099-802-3366

FAX. 099-802-3364

卒業生の皆様へ

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